「インフルエンサー」に対してよくある勘違い

ビジネス

こんにちは、藪内です。

 

数年前からのトレンドキーワードは
「インフルエンサー」、つまり
他人への影響力がどれくらいあるか、
ってことになっています。

 

Twitterのフォロワー数がいくらとか、
ツイートがどれくらい拡散されるのかとか、
ブログのPV数がいくらとか、
インスタのフォロワー数がいくらなのかとか、

分かりやすく言えば、
「影響力が数値化できるようになった」
ということです。

 

 

がしかし、こういう考え方には実は罠があるのです。

そもそも論にはなるんですが、
「影響力は何か?」ってことを考えたことはありますか?

 

今のトレンドで言うと、影響力っていうのは
・どれだけのフォロワーがいて
・どれだけ多くの人に拡散されてリーチできるか
ってことになります。

 

要するに、どれだけ多くの人に
発信を届けられるのか(届いているのか)
ということが影響力であると。

 

でも、もちろんそれだけが
影響力を測る物差しではありません。

例えば、
・相手の考え方(世界の見え方)を高める
・相手に実際に行動させる(結果を出してもらう)
ってことも、れっきとした「影響力」のでしょう。

 

では果たして、いわゆる「インフルエンサー」が
どれだけ多くの「フォロワー」の(に)
・ステージを上げることができて
・実際に行動してもらうことができて
いるのか。

 

必ずしも、「フォロワー数(リーチ数)の多さ」に
比例しているとは言えないでしょう。

 

僕が数年前から学んでいる起業家は、
顔出しもせず、SNSもほとんどせずに
メルマガだけで数万人規模のコミュニティを
運営されています。

 

いわゆる「表に出ない」って状態ですが、
そんな方法でも、そこらへんのインフルエンサーよりも
圧倒的な影響力を持っています
(少なくとも、僕はそう思っています)。

 

あるいは、ここで自分を引き合いに出すのは
少し気が引けますが、
去年ポーランドにいたときにブログを書き続けていたら
あれやこれやで、航空券を買って
ポーランドに来て下さった人が10人くらいはいました。
(報告してもらった人だけなので、
本当はもう少し多いかもしれません)

あのブログ(メルマガ)は、
決して読者数は多くなかったけれど
それでも実際に行動してポーランドに来て頂いた、
僕と会って下さった、という意味では
自分はとても嬉しいですし、
情報発信をすることで(良くも悪くも、多かれ少なかれ)
人に影響を与えることになるんだな、
ということも実感しました。

 

今流行の「影響力」っていうのは、
物事を1つの側面(表面上の数字)からしか捉えていなくて、
本質的ではないんじゃないか、とは以前から思っていました。

 

本来、「影響力」なんてもんは
表面的な数字じゃなくて、もっとアナログな部分も含めて
評価されるべきだし、そういう「分かりにくい」部分を
見ようとする、見極めようとする力がこれからは必要。

 

これはあくまで自分のスタンスですが、
ブログやSNSの投稿が
5万人とか10万人にシェアされるよりも、
その100分の1、いや1000分の1でもいいから
コンテンツを通して
「実際に行動する」って人がいてくれたほうが嬉しいわけです。

まあ、SNSとかで投稿がバズって
賛否両論醸し出す、っていうのが
世の中的には分かりやすいし、
礼賛されるのは理解できますよ。

これはね、そもそも「度量衡が違う」んだけれど
それを多くの人は理解してはいません。

例えば、1gのモノAと1mのモノBを比べて
「どっちが大きい?」って言われても、
答えようがないわけです。

この単位系が度量衡ってことなんですが、
「影響力」のコンテクストで言うと
・ブログや投稿が多くの人に読まれる(拡散される)
ことと
・発信を通じて実際に心を動かす、行動してもらう
ってことは、明らかに度量衡が違いますから。

 

後者に至っては、そもそも数値化するのが難しいから
度量衡で表すのも難しいものなんですが。

 

どっちが良いか悪いかっていうのは、単純比較できない。
(というか、善悪なんて厳密にはないけどね)

 

世の中、そんなに単純じゃないと思うんですが、
最近は何でも画一化してしまってきていて
あまり面白くないなあと思っているのも事実です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました