Kindle出版で副業ビジネスに取り組むなら「写真集」で攻めてみよう

ビジネス

こんにちは、藪内です。

 

KDPってサービスをご存じですか?

 

Kindle Direct Publishingの略で、Amazonのプラットフォームを使って電子書籍(Kindle書籍)を出版して収入を得られるシステムです。

 

これまでは、本を出すには「自費出版」と言って、自腹で何十万、ときには何百万ものお金を払わないといけませんでした。

 

ですが、KDPを利用すると、実質的な初期費用はゼロ。今まで「自分の本をこの世に残したい!」と思っていた方にとっては、簡単に自分の作品を世に出せるようになったわけです(本を出版するために必要なソフトを導入する場合は、そのコストがかかります)。

 

 

僕は、2013年に一度、試験的にKDPを使って本を出した後、2016年に再度別の本を出して、そこからは1~2冊のペースで出版を続けています。が、2018年から本格的に「写真集の出版」に取り組み始めて、これが副業としてはまずまず好調なんですよね。

 

ここではあくまで「収入を得る」ことを主眼に置いての解説を進めていくので、「お金よりも自分の生きた証を残したい!」という方向けの内容ではないのですが、副業(サイドビジネス)としての「Kindle出版」として、「写真集の出版」を主軸にして取り組んでいくことが良い理由を説明していきたいと思います。

 

①本を出すにはコンテンツの量が必要だから

理由その1はずばり、本(文章メイン)を出すには大量のコンテンツのストックが必要だからです。

 

一般的に、紙媒体の新書の文字数は10万文字前後が目安、と言われています。

 

仮に、ブログに投稿した文章をリライトして本にする(=書き下ろしではない本を出す)と仮定しても、1記事2000文字だとして50記事分のボリュームが、新書を出すには必要なわけです。

 

もちろん、電子書籍はもっとライトなものでも売れるので、必要な文字数の目安は最低3万~多くても6万文字くらいと考えればいいのですが、これでもブログ記事30個分のコンテンツを予め用意しておくか、新たに書き下ろさないといけません。

 

「予めテーマと内容が決まっている」のであれば、コンテンツを作るのにさほど時間とエネルギーは必要ないかもしれませんが、電子書籍の価格帯は500円未満が目安なこともあって、膨大なコンテンツを廉価で販売する、というシステムに乗っかる手前、最初からいきなり「数万文字の本を出そう!」となると、出版までのハードルも高くなってしまいますし、いざ作品を世に出したとしても、売り上げが大して上がらずに「今までの苦労はなんだったのか」感に打ちひしがれてしまう可能性が高いのです。

 

②KDPは読まれたページ数に対して課金されるから

2つめの理由はずばり、KDP(というよりKindle書籍)の課金システムとの兼ね合いです。

 

「電子書籍の出版」と言うと、多くの方は「本を低価格で出版していくら売れたかに対して印税が払われる」というイメージをされるかもしれませんが、Kindle出版の場合もう1つの課金システムがあります。それが、皆さんも利用されていると思われる、Kindle Unlimitedです。

 

AmazonでKindle本を購入するときは、ふつうは1冊の本を数百~数千円で購入して、データを端末に保存して読み進めると思いますが、Kindle Unlimitedは月額980円(2019年8月現在)を払えば、対象の書籍を何冊でも読むことができるサービスです。

 

Kindle Unlimitedは図書館のような仕組みで、一度に読める(端末に保存できる)本は10冊までとなっていますが、電子書籍の購入とは違って、読まれたページ数に比例して収益が払われる、という仕組みになっています。

 

具体的な計算方法はAmazonが公開していないので詳しくは分からないのですが、「セレクトKDPグローバル基金」というものに分類される金額を、Kindle Unlimitedの読まれたページ数に比例して配分する、という仕組みになっているようで、Kindle Unlimitedのサービスが始まった2016年7月から、ほぼ「1ページ=0.5円」のレートで計算することができるようになっていることが、これまで読まれたページ数と支払額から計算すると分かります。

 

つまり、Kindle Unlimitedは一見、出版者にとって不利なシステムであるように思える(本自体が読まれず、適当に読まれては返却されて、ということが繰り返されるように見えるため)のですが、実はKindle Unlimitedのサービスをうまく利用することで、Kindle出版によって大きな利益を得ることも現実的な話になっているのです。

 

どういうことかと言うと、

・読まれるコンテンツを

・できるだけ多く出版する

ことで、できるだけ多くの人に本を読んでもらって、自然にKindle Unlimitedでの既読ページ数が増えていく、というわけです。

 

簡単に言えば、1冊100ページの本を1冊だけ出版しているか、10冊出版しているかで、単純に考えると10倍既読数が違ってくることになります。

 

1冊の本だけを出版していて毎月10000ページ読まれたら約5000円の収益が上がりますが、10冊の本を出版していて毎月100000ページ読まれた、約50000円の収益が見込める、というわけです。

 

③写真集はページ数を稼ぎやすいから

さて、①と②を合わせて考えると、Kindle出版単体で利益を上げていくなら、

・1冊あたりのページ数が多いコンテンツを

・ある程度の数作る

という、人海戦術をとれば、ある程度作業数に比例して収益も上がっていくことが予想されます。

 

ということは、すごく簡単に言えば手っ取り早くページ数を稼げるコンテンツを作ればいい、ということになるわけで、それに適しているのが写真集なんですよね。

 

普通の電子書籍の場合、1ページに40文字×15行、程度の文字数で文章を盛り込んでいかないといけませんが、写真集の場合、写真サイズ(横長か縦長か)によりますが、1枚の写真で見開き1ページ分(KDPのカウントでは2ページ)を稼げることになるわけです。

 

ということは、写真集(写真+説明や解説、載せたい文章を盛り込むページ)を作るほうが、一般的な書籍をゼロから作り出すよりもはるかに少ない労力で、最初の電子書籍を世に送り出すことができるわけですね。

 

僕が2018年の秋から、精力的に写真集の出版に取り組んできたのも、以上のような理由が大きかったのです。当然ながら、写真コンテンツもある程度の数必要になりますし、写真のストックを作るために撮影に出かける必要もあります。機材がない場合は機材をそろえる必要もありますね。

 

ただ、そこまで含めて考えても、初期投資数万円で、数ヶ月で5~10冊程の写真集を世に送り出せば、初期投資分は十分に回収できます。

 

「お金もスキルもない」状態では写真集を出すことはほぼ無理ですが(写真撮影が好きでないと少なくとも無理)、逆に写真が好き、という方であれば、様々なテーマで写真集を出すことは可能なので、限りなく裾野が広いサイドビジネスと言えるでしょう。

 

 

なお、僕の場合、海外で暮らしていることもあって、旅で訪れた国の写真を国ごとやテーマ(世界遺産、自然、街並みなど)でまとめて、ある程度の数の写真集を出すことで、月数万円の利益を出すことに成功しています。

 

写真集の作り方、出版の仕方については、また別の記事で解説したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました