これからの時代のオンラインコミュニティ活用法

ビジネス

こんにちは、藪内です。

 

今、かつてないほどに「オンラインコミュニティ」が流行(隆興)していて、このブログをご覧の方も、何かしらのそういうコミュニティに所属されていると思います。

 

一番ポピュラーなのは、「オンラインサロン」でしょうか。最近は、インターネットを使って様々なビジネスをすることができるようになっているので、月額数千円でオンラインコミュニティに所属をして、情報を入手したりレベルを高めることができるようになりました。

 

ただ、クライアントワークをしながらインターネットを使ってスモールビジネスを展開している僕からすると、オンラインコミュニティに参加している9割以上の人は、そのシステムを上手く活用できていない、もっと言えば、単に「お金と時間を損しているだけ」なんじゃないかな、と思うんですね。

 

そういうわけで、今回は僕が考える、これからの「オンラインコミュニティ活用法」について少しまとめていきたいと思います。

 

オンラインコミュニティは大きく分けて2種類ある

 

インターネット上で販売されている様々な教材を購入して、色んなセミナーにも参加をして、自分でもそういうコンテンツビジネスを作っている僕が考えるに、オンラインコミュニティというのは主に2種類に分かれるんですよね。

1つ目は、「具体的なスキルを学べる」というもの。プログラミングや翻訳、コピーライティングといった、主にフリーランス(自営)としてビジネスをしていくために必要なスキルを学ぶオンラインコミュニティがこれに当たります。

2つ目は、「参加者同士で交流できる」というもの。まあ、これは具体的なスキルを学んだり、共通のテーマについて勉強する(知見を増やす)際に付随してくるメリットと言っていいのですが、どちらかと言えば「人脈(ネットワーク)を広げる」というのが、主な目的です。

 

僕も、これまでにオンラインコミュニティにいくつか参加したことがあるのですが、共通しているのは「具体的なスキルを学ぶ(レベルを上げる)ことを主眼に置きつつ、付随的に参加者どうして繋がりを作る」という方式になっている、ということです。

 

学習コンテンツは専用ページで入手しながら、Facebookの専用ページでアウトプットをしながらついでに交流する(ネットワークを広げる)、というようなスタイルをイメージして頂ければわかりやすいかと思います。

 

ただ、オンラインコミュニティというのは、僕としては最初に「スキルを高める(レベルを上げる)」ことが大義名分として存在しないといけない、と考えています。

 

ネットワークだけ広げても、何の意味もなさない理由とは

フリーランス、あるいはもう少し広義に自営業というスタイルで仕事をする、ということを考えた時に、多くの人が見過ごしがちなのが「最初は1人でビジネスを始める、というのが前提にある」ということです。

 

これは、僕のような翻訳業(クライアントワーク)でも、インターネットを使ってコンテンツビジネスに自前で取り組むときでも同じで、最初に「まず1人でレベルを上げるべき」っていう前提があるんですよ。

 

これはなぜかというと、フリーランスというのは、営業も実務も集金もスキルアップも、全て1人ですることが前提になっているからなんですよね。まあ、これだとトートロジーになって意味をなしていませんが、フリーランスでも、あるいはインターネットを使ったビジネスをする場合でも、「売る商品(スキル)を開発する」「実際に営業をして取引先を見つける」「仕事をする」「代金を取引先から回収する」っていうことを、全て1人でしないといけないのは、恐らく実際にフリーランス(自営業)に片足を突っ込んだことがある方であれば、誰しもお分かりかと思うんですよね(逆に言えば、これらの仕事を分業化しているのが組織、つまり企業ということになります)。

 

つまり、これら一通りの仕事(と仕込み)ができる状態になるのが、フリーランスとしての1つのメルクマール(というよりも最低ライン)になっているわけで、このプロセスをショートカットするために、オンラインコミュニティを使うという戦略は十分にアリだと、僕は考えています。

 

ただ、そう逆算したときに問題になるのが、「まだ最低ラインに到達していないのに、周りとつるんでしまう」ことの弊害です。

 

「自分がよく接する5人の平均年収が、自分の年収になる」というのは、ビジネスをしている方であれば誰でも聞いたことがある話だと思いますが、簡単に言えば、「ステージが低い人同士で集まってしまう」ことが、オンラインコミュニティに参加することで発生する可能性があるわけでして。

 

これが、オンラインコミュニティ主催者(メンター、教師)と参加者(あなた)との一対一の関係、あるいは主催者(1)と参加者(複数)という、一対多の関係であれば、オンラインコミュニティを通して自分のレベルを上げることに注力できるわけなんですが、参加者同士で集まってしまうことで、場合によってはレベルアップが阻害されてしまう、というのが問題なんですよね。

 

まずは自分のレベルを上げるのが先決

オンラインコミュニティに所属する人の多くは、実はこの「自分のレベルをまず上げる」という視点が抜け落ちているんです。というのも、自営業で1人でビジネスをやっていくのって、並大抵じゃない努力(と工夫)が必要ですし、全部自分で考えて判断しないといけない。よく、フリーランスは「自由」とかなんとか、インターネットで声の大きい人たちが言っていますけれど、彼ら彼女らだって、圧倒的に結果を出している人は、見えないところで人並みじゃない努力をしているんですよ。

 

でも、多くの凡人はそれが分からないから、寂しさを紛らわすためにオンラインコミュニティに参加して、そこの参加者同士で集まって、結局「キズの舐め合い」をしてしまうんですよね。

 

これ、本当は判断が難しいんですけれど、確実なのは「1人でビジネスをしたときに稼げる金額(効率)」と、「ジョイントを組んでビジネスをしたときに稼げる金額(効率)」を比較してみるといいですよ。

 

僕はフリーランスで、日本でいう消費税納税事業者の二、三歩手前くらいの金額は毎年稼いでいるんですが、正直1人でこれくらいの事業収益をたたき出すことができれば、他の「フリーランス」の人たちとジョイントするメリットは多くはないと考えていますし、実際にジョイントはしていません。

 

企業(特に大企業)を見ていても分かることですが、運営に関わる人が増える、ステークホルダーが増えることで、意思決定のスピードは遅くなりますし、当然ながらそれぞれの利害関係をすり合わせしないといけなくなるわけですから、1人でビジネスをするときよりも効率が悪い、ってことも往々にしてあります。それがジョイントを組むデメリットなんですけれど、まあきちんと分かっている人は多くなくって、仕掛ける側もリア充感を出すために、別に必要ないのに誰かとタッグを組んで新しい仕掛けを展開していることだってあるんです。

 

そういう意味では、オンラインコミュニティに「寄生」して、中にいる他の人と何か(勉強会など)をしても、そもそも自分が何も持っていないから、周りにいい影響を与えることができませんし、それは周りの人も得てして同じです。

 

だから、オンラインコミュニティに参加するのであれば、まず何よりも「自分のレベルを上げる」ってことに注力したほうがいいんですよ。配信されるコンテンツを全て聞いて実践して、圧倒的な結果を出す。それを主催者に報告すればとても気に入ってもらえますし、そういう人であれば、他の参加者に言い影響を与えることだってできるわけですから。

 

ただ、「他人を変えるより自分を変える方が100倍簡単」というのも事実で、自分の結果が出れば、誰かのレベルを上げるよりも、自分でビジネスを続けていくほうが簡単なのも、事実なんですよね。

 

そうであれば、まず自分のレベルを上げて、ある程度ビジネスで結果を残す。その後は、とりあえずビジネスを続けながら、コミュニティのレベルの底上げに貢献する形で何らかの活動をする、というのが理想的ではありますよね。

 

これからのオンラインコミュニティ活用法

オンラインコミュニティっていうのは、まずは「自分のレベルアップ」ありきで活用すべきもので、それすら満たせていないのに他人とつるむ、寂寥感を紛らわすために使うものではありません。だって、自分のレベルが上がらないまま、あるいは寂寥感を紛らわすためにオンラインコミュニティを使っても、そのコミュニティが消滅したら、あなたの手元には何も残らないわけじゃないですか。

 

せっかく、オンラインコミュニティを活用して、時間とエネルギーをショートカットできる環境にあるんでしたら、まずはそこに投資した時間とエネルギーをきっちり回収して、その後でコミュニティに何らかの貢献をもたらす、そういう順序で活用していく方が、あなたも主催者も、周りの参加者も全員プラスになりますよ。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました